2025.10
本当にずいぶんと遠くまで来たよ。いのちは増えたり、減ったり。生きているものの皮膚は温かいって、目から鱗みたいに知った。こないだ。

2025.09
水辺にて。この晩わたしのステップは既定路線を外れて数奇な流れに汲み出されていく。


2025.09
人口の光が群れになって大きな船みたいに輝いていた。ここは泥の原に蓮が咲いているような街。


2025.09


2025.09
朝、身体が冷え切って目が覚める。熱い湯船に浸かっても頭痛が取れず最悪のコンディションで、世界に身の置き所が無いと感じ、カーテンを締めるとほっとする。


2025.09
姿形も思想も異なる私たちが同じテキストや音楽を食べても、たぶん違うことを読んで思うでしょう。でもわたしがわたしであることを示す円の外周に、あなたの円の外周がほんの小さい点で接する箇所があるって、衛星同士の軌道が稀に重なるみたいで素敵じゃないですか?


2025.08
早稲田大学の中の村上春樹ライブラリーという施設で、大橋歩さんの版画展が開催されている。高校生の頃愛読していた「村上ラジオ」の挿絵になっている銅版画が200点以上…。美しくて可愛らしくて存在感があって。何度も何度もページを捲って眺めた絵達が壁に集まって、互いに会話をしているような、その声が聞こえてくるような空間だった。期間限定で販売を行なっていて、希望が他の人と被らなかったので一枚購入出来た。嬉しい。


2025.08
これはいつも、休憩で煙草を吸いに出た時に見ている景色。


2025.08
海辺にて。

2025.07

夏にしか味わえない夕方と夜のあいだの、薄暗い残光の時間が好きだ。 

どこへでも、てくてくと歩いて目的地に向かう。買ったどの靴もフィットしない(デッサンも狂っている)両足を交互に動かして、でも動かせばその分だけきちんと移動する。からだを引きずって生きている。

2025.07

渋谷の街はなんだか凄いことになっている。暑いし。

 

 

2025.07
2025.07 下町の祭り

2025.06
北国、かつてこの場所に住み暮らしていて、そして今はここには居ない。

2025.05
旅先にスケッチブックを持って出る事が増えた。
これは阿蘇山のどっか。


2025.05
三鷹の反転住宅の見学会に参加してとても楽しかったんだけど、激しい色彩に包まれ平衡感覚を失い体調を崩す。近くのコンビニでしばらく喫煙所を借り、自分のからだを取り戻す作業をした。


2025.04
はじめて倉敷。エル・グレコが観れると思っていなかったので驚く。京都でキーファーをみて、帰る前に瀬戸芸に寄る無理旅程。瀬戸内海を電車で横断しながら島々の連なる景色を眺めて、この風景を見ながら国産み神話を思いついた(種をばら撒いたと考えた)昔の人は、天から地上を俯瞰した図を思い描けたんだなぁと、何故?空飛べたんか?と思うなど。

2025.04

何もしないよりはいいかと思うくらいの気持ちで、ブログにも満たないような日記にも満たないようなログをつけてみようと思う。何かを発表するのってすごく力んでしまうので、しばらくはここでアウトプットできるくらいがいいよ。